TVアニメ「推しの子第2期」では、原作の「2.5次元舞台編」について描かれています。
本記事では、「推しの子第2期」18話「太陽」の感想について書いていきます!
※この記事はネタバレを含むのでご注意下さい。
18話のあらすじ
「推しの子第2期」 18話 「太陽」は、原作6巻 第59話「憧れ」、第60話「太陽」、原作7巻 第61話「受け」などがベースとなっているようです。
【18話あらすじ】
幼い頃、かなに憧れて演技の世界に飛び込んだあかね。だが、そこで目にした厳しい現実……以来、あかねは努力を重ね続けてきた。そしてついに、待ちわびた真っ向勝負の時が来る!
引用元:(アニメ「推しの子公式サイト」)
前回17話では、遂に開幕した舞台「東京ブレイド」について。大根役者・鳴嶋メルトの「成長」について描かれ、アニメの演出も素晴らしく視聴者を驚かせました。
18話では、有馬かなと黒川あかねの「演技のルーツ」となった”子役時代”について深掘りされるようです。今回も必見です!!
本編の感想
今回は、有馬かなと黒川あかねがメインのストーリー展開になりそうです!
↓今までの展開について、前回の感想を読みたい方はこちらをどうぞ!
18話では、遂に因縁の2人(かなとあかね)についてフォーカスされるね!
2人の出会いはどのようなものだったのだろう・・・?!
「東京ブレイド」作品について
ここで、舞台本編が始まる前に「東京ブレイド」という作品について、大まかなあらすじや配役についてみていきましょう!
作者:鮫島アビ子。公式略称は「東ブレ」。
主人公(ブレイド)が一振りの刀を手に入れたところから始まる。
「東京」を舞台に世界の命運を決める21本の刀を巡って、「新宿クラスタ」と「渋谷クラスタ」の2大勢力がバトルを繰り広げるストーリー。
原作漫画は累計5000万部を突破し、アニメや映画化もされ、いずれも大ヒットを記録。
配役は、以下の通りです。
渋谷クラスタ | 新宿クラスタ |
---|---|
・星野アクア : 刀鬼 ・黒川あかね : 鞘姫(さやひめ) ・鴨志田朔夜 : 匁(もんめ) | ・姫川大輝 : ブレイド(主人公) ・有馬かな : つるぎ ・鳴嶋メルト : キザミ |
有馬かなの演技
2.5次元舞台「東京ブレイド」の幕が上がり、ストーリーは次の展開へと進みます。
TVアニメ18話では、つるぎ(有馬かな)と 匁(鴨志田朔夜)の対決からのスタートしますが、
他の役者から見ても有馬かなの「受けの演技」には定評があり、その安心感に対峙した匁役・朔夜も心の中で絶賛しています。
さすが元天才子役・有馬かな!空気を読みながら周りに合わせていくベテランの演技をみせ凄いと思いました!
しかし、その「受けの演技」を舞台袖で見ていた黒川あかねは”何か”を思ったようです。
2人のヒロイン
変わって、新宿クラスタ側。
黒川あかねの演技力も光ります。
このシーンであかねは、動きだけで状況を演じなければならない(脚本リライトのアビ子先生の無茶ぶり)を見事に演じきり、「東ブレ」原作者のアビ子先生を納得させる演技を披露しています!
そして遂に・・・!因縁の2人(有馬かな、黒川あかね)のヒロイン演技対決が実現します!!
2人は心の中で、お互いの演技について様々な思いを巡らせます。
舞台「東京ブレイド」普通にみても面白いよね~!
この作品のスピンオフを作ってほしいくらい!!
憧れ
ここで、幼少期の有馬かな、黒川あかねの回想シーン。
かな、あかね2人のヒロインの出会いに遡り、2人の「演技のルーツ」になった過去について紐解かれていきます。
皆さんもご存知の通り、有馬かなは元天才子役でした!
幼少期の黒川あかねは、そんな”かなちゃん”に相当憧れていたのです。
そんな憧れの”かなちゃん”を目指し、自分自身も役者になろうと奮闘するあかねは、とても健気で可愛らしく描かれていました!
あかねは、天才子役・かなちゃんを目標にしていたんですね・・・!
厳しい現実
遂にあかねは、憧れの「かなちゃん」と初対面することになります・・・!
あかねは子役のオーディションに行きますが、そこで待ち受けていたのは厳しい現実でした。
あかねはオーディション会場で憧れの”かなちゃん”と対面しますが、その子役オーディションは形だけのもので、あげく”かなちゃん”に暴言を吐かれて突き放されてしまい、業界の裏話までされる羽目になっていまいます。
画面の中でイメージしていた憧れの人物と、”実際のその人”とでは良くも悪くもギャップがあるんですね・・。
残念な事にあかねは、”かなちゃん”の悪い意味のギャップに裏切られてしまった上に、芸能界の残酷な裏話まで知ってしまい、まだ2人とも子供なのにこのような業界の現実は過酷すぎる・・・と思いました。
しかし、あかねはめげずに”かなちゃん”について心理学の本を読むなど分析することに!!
あかねしぶといし、かなの強火オタク過ぎます・・・!笑
相当憧れていた人物なので、”何か事情がある”とあかねなりに思いついたのかもしれません。
そして、”かなの演技の事情”についてたどり着いてしまった強火オタクあかねは、怖さもあり少し気持ち悪さもありましたが笑
黒川あかねの執念
物語は、舞台「東京ブレイド」に戻ります。
あかねが、かなの「受けの演技」を阻止する一瞬のシーン。
とてつもなく、ホラーなシーンでした。怖すぎる・・・!
あかねが憧れていたかなは、「受けの演技」ではなく、もっと身勝手で「周りを食べちゃうような演技」をしていた(みたい)なので、本来の演技に戻ってほしいのです。
憧れの”かなちゃん”について分析していたあかねでしたが、かな本人より本人のことを分かっているのでは・・・?!と思ってしまいます笑
2人のヒロインの真っ向勝負
あかねはかなの前で、太陽のような演技を披露していますが、かな本来の演技を引き出そうと上手に煽っているようにみえました。
かなは、あかねに刺激され本来の演技を取り戻そうとしますが、自身の過去のトラウマが蘇ってしまい、かなは黒子の様に周りを引き立てる「受けの演技」に徹することに。
残念ながら、あかねが期待していた「周りを食べちゃうような演技」を引き出すことは出来ませんでした…。
そんなかなは、演技に対してどんな”トラウマ”を抱えているのか気になりますね・・・!
アクアのアドバイス
舞台裏では、あかねはかな本来の演技を引き出すことが出来ず、「自分が間違っていたのでは・・・?」と反省します。
しかし、アクアは冷静にかなの「太陽のような演技」をどうしたら引き出せるのか考え、あかねにアドバイスをします。
あかね1人では叶わなかった、かな本来の演技を2人(アクア、あかね)で前に引きずり出すことになります・・・!!
あかねは演技の真っ向勝負をすることはできるのでしょうか?!楽しみですね!!
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました🙇♀️
18話では、有馬かなと黒川あかねの2人のヒロインの過去について深掘りされていました。
あかねにとってかなは、太陽のような存在だったんですね。
そして、有馬かなの子役時代のトラウマが浮き彫りになり、過去のエピソードから、天才子役は過酷だと思いました。
かなの強火オタクであるあかねはアクアと共に、トラウマを克服した「かな本来の演技」を引き出すことが出来るのか…!
次回19話も楽しみに待ちましょう♬