「推しの子第2期」13話「伝言ゲーム」感想 東京ブレイド作者登場!

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TVアニメ「推しの子第2期」では、原作の「2.5次元舞台編」について描かれています。

本記事では、「推しの子第2期」13話「伝言ゲーム」の感想について書いていきます!

※この記事はネタバレを含むのでご注意下さい。

目次

13話のあらすじ

「推しの子第2期」13話「伝言ゲーム」は、原作5巻 第44話「見学」、第45話「伝言ゲーム」などがベースとなっているようです。

【13話あらすじ】
人付き合いが苦手な『東京ブレイド』原作者・アビ子。そんな彼女が、メディア化の現場でうまく立ち回れるのかと危惧する先輩漫画家の頼子だったが、いざ稽古場を訪れるとその不安が的中して──

引用元:(アニメ「推しの子公式サイト」

前回12話では、2.5次元舞台「東京ブレイド」の稽古が始まり、その様子が描かれていました。

ラストシーンに、「東京ブレイド」原作者・鮫島アビ子先生が登場し、脚本を全部直してほしいなどと衝撃的な一言を発し、メディア化現場を驚かせました。

13話では、原作者と脚本家が揉めるような「原作改変」をテーマに描かれ、波乱の展開になりそうです・・・!

本編の感想

今回は、「東京ブレイド」原作者・鮫島アビ子先生をメインに描かれそうです。

↓今までの展開について、前回の感想を読みたい方はこちらをどうぞ!

アニ子

前回12話では、「原作改変」について触れられていたよね。
13話は波乱の展開になりそう・・・!

原作者「鮫島アビ子」登場

TVアニメ13話では前回に引き続き、舞台「東京ブレイド」の稽古現場に「東京ブレイド」原作者・ 餃島アビ子先生が登場し、波乱の幕開けとなりました。

舞台現場の事は何も知らないという原作者のアビ子先生でしたが、アビ子先生は舞台「東京ブレイド」の脚本に納得がいかず、”原作を全部書き直してほしい”などと発し、現場を混乱させました。

原作者の立場とメディア化現場とでは、脚本に対する感覚の違いがだいぶありそうですが、舞台「東京ブレイド」は今後どうなるのでしょうか・・・?!

顔合わせ当日

物語は一旦、舞台「東京ブレイド」の関係者顔合わせ当日の回想シーンに戻ります。

稽古顔合わせ当日、アクアと有馬かなが稽古現場へと向かう途中、鳴嶋メルトと遭遇。

推しの子 画像44
【推しの子】第十三話「伝言ゲーム」先行カット

鳴嶋メルトは、第1期の劇中ドラマ「今日は甘口で」で、棒読みの大根役者として評価が落ちたイケメン俳優ですが、「今日あま」から時が経ち、少しは演技について勉強しマシになったと言います。

自らこのような発言をした大根役者・鳴嶋メルトの演技はどのように変化(進化)しているのか、TVアニメではどう描かれるのか大注目ですね!!


そして、現場では舞台「東ブレ」関係者やキャストたちによる顔合わせの自己紹介が。

自己紹介の中で一瞬、有馬かなと黒川あかねが顔を見合わせるカットがありましたが、この2人のヒロインお互いをライバルとして意識しているようです・・・!

推しの子 画像43
【推しの子】第十三話「伝言ゲーム」先行カット

そんな中1人ボーッとしていた人物は姫川大輝です。

姫川大輝は、劇団ララライの看板役者で、数々の賞を受賞している天才役者です。
舞台「東京ブレイド」では主演を務めます。

姫川の存在は、「推しの子」の物語で重要なキーパーソンとなっていそうですよ・・・?

アクあかビジネスカップルと有馬かな

舞台東ブレの顔合わせが終わり、稽古の空き時間に黒川あかねは、アクアに話しかけます。

この2人(アクア、あかね)は、恋愛リアリティショー「今ガチ」で成立したカップルです。

推しの子 画像14
【推しの子】第十三話「伝言ゲーム」先行カット

一方、2人のアリバイカップルの会話を側で聞いていた有馬かなは、当然のように嫉妬します。

舞台「東京ブレイド」でもこの2人(アクア、あかね)の配役は許嫁なのでした笑

かなは、ますます嫉妬に狂います笑

アニ子

有馬かなは、アクアに相当気があるみたいだけど、アクア、あかね、かなの三角関係については今後も注目だ・・・!

人気漫画家2人の飲み会

「東京ブレイド」の作者・鮫島アビ子先生と、「今日は甘口で」の作者・吉祥寺頼子先生人気漫画家2人の飲み会です。🍻

吉祥寺頼子先生は、「かぐや様は告らせたい」でも、その名前が確認できます。
※頼子先生代表作:「今日は甘口で」

「推しの子」と「かぐや様」は原作者が同じ「赤坂アカ先生」です。

その飲み会でアビ子先生は、先輩漫画家・吉祥寺頼子先生に、舞台「東京ブレイド」の稽古見学を一緒にしたいと相談します。

鮫島アビ子
【推しの子】第十三話「伝言ゲーム」先行カット

この飲み会シーンから、鮫島アビ子先生は、個性的で面白く、そしてクセが強いことが特徴だと思いました!

実際にも、漫画家さんは独特な個性を持っている方が多いのは有名な話なのだそう。

しかし、先輩漫画家・頼子先生は、そんなアビ子先生のメディア化現場での立ち振舞いについて心配します。

先輩・頼子先生曰く、メディア化現場は多くの人が関わる分、当然協調性やコミュ力が必要になりますが、残念ながらアビ子先生は真逆の性格なのでした。

「脚本全部書き直せ」現場混乱

ここで、「東京ブレイド」原作者・鮫島アビ子先生が現場入りしたシーンに戻ります。

舞台「東京ブレイド」の脚本に納得がいかないアビ子先生は、「原作全部書き直してほしい」と無理難題を押し付けます。

舞台本番までもうすぐなのに脚本の書き直しは現場にとって相当な痛手ですが、作品に対しての拘りが強い原作者・アビ子先生は激怒し引かず、メディア化現場は大混乱します。

結局、舞台制作サイドがアビ子先生の要求を飲み、脚本は白紙に戻りました。

ここでは「原作改変」がテーマになっているようです。「メディアミックス」ともいう。

「原作改変」で揉めることは、この作品以外でも取り上げられ、よくある話なのだそうですね。

視聴者としても思い当たる作品が何作かあります。

原作者と脚本家の間には多くの大人が仲介し、リライティングはほぼ「伝言ゲーム」状態になることが原因の一つのようです。

このように「メディアミックス」は難しい問題なのですね・・・。

脚本家の苦労

アビ子先生暴走の最中には、脚本家GOAさんと先輩漫画家・頼子が「メディアミックス」の件で語り合っていました。

そこにはなぜかアクアもいましたが。

今回のように様々な要因が絡み、原作者と脚本家は揉めることは多いそうですよ。

脚本家GOAさんの立場としては、様々な圧力や寝る間も惜しむなど、相当な努力をしながら脚本を書き上げていたのです。

その努力がアビ子先生に伝わらず、脚本についてボロクソ言われた上、脚本は白紙になってしまった苦労人GOAさん。

舞台「東京ブレイド」の脚本は一体どうなってしまうのでしょうか…?!

アクアとあかねのデート

舞台「東京ブレイド」の稽古は、メディアミックス問題で鮫島アビ子先生が暴走したあげく一旦休止することになります。

稽古休止中にあかねがアクアをさそい、舞台「東京ブレイド」の勉強も兼ねてステアラ舞台を鑑賞しに行くことに。

ステアラ舞台ステージアラウンド)とは?

円形劇場。円形の中心に位置する観客席は回転しながらステージを一周する造りで、多種多様な角度からダイナミックな舞台を楽しむことができる。

アクアは今までにステアラ舞台を見たことがありませんでしたが、これを通してアクアに演劇の魅力伝わると良いですね・・・!!

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TVアニメ「推しの子・第2期」では、「2.5次元舞台編」について描かれています。
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まとめと考察

ここまで読んで頂きありがとうございました🙇‍♀️

13話では「東京ブレイド」原作者・鮫島アビ子先生が現場に登場し、原作者と脚本家が揉めるような「原作改変」をテーマに描かれました。

結局、原作者・アビ子先生の意見が通されましたが、“地獄の創作”脚本のリライティングは、果たして舞台開幕には間に合うのでしょうか…?!

また、アクアとあかねのビジネスカップルは、ステアラ舞台を観に行くようです。アクアはステアラ舞台から何を感じ取るのでしょうか?!

メディアミックスについて

筆者が13話「伝言ゲーム」を視聴し思ったことは、話のテーマ「メディアミックス = 原作改変」の問題です。

原作者は”自分が表現したいものを描く”、”脚本家は視聴者のニーズに合わせる”などの解釈の違いがありそうだと思いました!

また、タイトル「伝言ゲーム」の意味についても、人から人へと伝えられ…原作と全然違う作品が出来上がってしまうというのも納得がいきました。

改めて昨今の「作品作り」に関わる皆さんの努力を感じることが出来ました。
このような舞台裏があり、人々が楽しめような「メディア」が誕生するのだと感動しました。

考察

ここからは考察になりますが、先輩漫画家・頼子先生と脚本家GOAさんの会話の中になぜかアクアもいました。

会話を聞くことにより、母親アイの死の真相についての手がかりを探しているのでは?と考察しました。

様々な波乱があった13話でしたが、次回14話も引き続き、楽しみましょう!🙌

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