「推しの子第2期」12話「東京ブレイド」感想

皆さんこんにちは！今回は筆者も放送を心待ちにしていた、「推しの子第2期」12話｢東京ブレイド｣の感想について書いていきます！

※この記事はネタバレを含むのでご注意下さい。

12話のあらすじ

「推しの子第2期」12話「東京ブレイド」は、原作5巻　第41話「顔合わせ」、第42話「読み合わせ」、第43話「負けヒロイン」などがベースとなっているようです。

【12話あらすじ】
『東京ブレイド』の舞台稽古が始まった。演技すらもアイの死の真相を追う手段として利用するアクア。だが劇団ララライの看板役者・姫川の存在が出演陣を強く刺激して──！？

引用元：（アニメ｢推しの子｣公式サイト）

本編冒頭で、ルビーが今までのあらすじについても触れてくれています。
B小町のファーストステージから4ヵ月が経ち、登場人物各々のその後について紹介されてました。第1期では星野アイの事も含め、本当に色々な事がありましたよね…！
内容がイマイチ掴めない方は、ぜひ第1期をご覧下さい！

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「推しの子｣原作をTVアニメ化するメリット

「推しの子」をTVアニメ化すると沢山のメリットがあると考えました！

本編の感想

アニメ冒頭は、「2.5次元舞台・東京ブレイド」の幕開け！
映像（舞台上）で、役者たちが続々と登場し紹介されていきます。｢東京ブレイド｣にはどんなキャラクターが出てくるのか、ザックリと理解できますね！！
幕開けの演出も豪華で、アニメ製作陣の気合いを感じました！✨

オープニングがすごい

OPは、GEMN「ファタール」

第1期とは異なり、ややシリアスなOPです。映像を見てもお分かりの通り、OPだけでほぼ1期の内容が掴めますよね！！また、｢推しの子｣の登場人物の魅力についても表現されており、｢2.5次元舞台編｣の映像も盛り込まれ、OPだけでアニメの見どころが楽しめるという印象です★

OPラストシーン、観客席に星野アイがいる･･･？！

第2期が始まる前から話題になっていた、「GEMN（ジェム）」＝キタニタツヤさん、中島健人さんの特別ユニットの楽曲についても、2.5次元舞台編をテーマにした本編に合っていて、和風テイストで疾走感がありカッコいいですね✨

魅力的な新キャラクターたち

第2期「東京ブレイド編」からは、新たに沢山の新キャラが加わりました。
1期の主要キャラクターの他にも、新たに、舞台役者「姫川大輝」「鳴嶋メルト」「鴨志田朔夜」、原作者「鮫島アビ子」などが加わり、更にパワーアップした内容になっています★

特に衝撃的、印象的だったのは、劇団ララライの看板役者・姫川大輝です！
稽古中と舞台上のビフォーアフターに驚きました！あまりに印象が違いすぎて、ギャップが凄いキャラです笑　改めて役者って凄いなぁと感じました。

第2期のキーマンになりそうですし、｢推しの子｣を盛り上げてほしいですね！！
また、他の新キャラ達の今後の出番も気になりますね😊

有馬かなの活躍

12話では、有馬かな大活躍！さすが元天才子役！と思いました。
今までのキャリアが活かされていて、もはやベテランの域です！

新キャラ姫川大輝との絡みも多く、アニメ12話では特に目立っていました。役者達に脚本の読み方（ふりがな）を教えたり･･･活躍していました。

特に印象に残ったのは、有馬かな、姫川大輝の演技の打ち合わせシーンです。独特の世界観で描かれていて演出が素晴らしかったです。👏

体感10分！

12話は、テンポが早かったように感じました。
続編を待ち望んでいたファンが多かったからかもしれません。
「推しの子」のキャラクターが、「東京ブレイド」のキャラクターの分析をしていて、これも作品ならではで面白いなと感じました。

稽古現場では各々のグループ（役者チーム、脚本チームなど）が出来上がっていく一方で、アクアは舞台の事、母親アイの死の真相についての情報を掴もうと、色々なことを考えていました。
舞台裏・稽古中では”陰のオーラ”が漂っていたアクアでしたが、アクアの舞台上での活躍を願っています！！

アクア、黒川あかねの事実上カップルの絡みも見どころでした。このカップルは、第1期の「恋愛リアリティショー編」で成立したんですよね！
２人とも、他の俳優が稽古をしている中で、作品を冷静に分析していて凄いと思いました。
黒川あかねも第1期ではあの事件がありながらよく乗り越えたなぁ～と思いました！

黒川あかねが担当するキャラクターは脚本では、原作と異なった性格に設定されており、本人は脚本の｢原作改変｣について疑問を持っていたのも印象的でした。

この様に、12話はテンポよく進んでいきました。

｢東京ブレイド｣原作者（鮫島アビ子先生）の登場

そして、12話舞台稽古には、｢東京ブレイド｣の原作者である鮫島アビ子先生が登場しました。
このアビ子先生の印象としては、個性派で独特な雰囲気が魅力的でした。

アニメ本編は「東京ブレイド」舞台の裏側稽古のお話だったのですが、現実でもこのような作品の舞台裏は中々見ることが出来ないので貴重だと感じましたし、舞台稽古はこんなかんじで進められるんだ！と感動しました。
原作者も現場に来られることがあるそうですね！

原作改変

印象的だったのは、”原作者と脚本家の関係性”です。

12話では、”原作者と脚本家の作品の魅せ方の違い”「原作改変」についても触れられていました。
原作+αの表現か、変更箇所もあるということです。

この事については、｢東京ブレイド｣だけでなく、現実世界でも沢山の作品に当てはまるかと思います。
黒川あかねが驚いていた”キャラ設定が原作と違う。”などなど･･･。
原作本来の良さ　本当に大切にしてほしいですね。
作品作りは、その辺が難しいのだと改めて実感しました…。

12話で感じたこと、考察

第2期は、漫画「東京ブレイド」を2.5次元舞台化する内容なのですが、12話をアニメでみると正直なところ、2.5次元舞台の設定のハズなのに普通に2次元にみえてしまうところがあり、こんがらがってしまいました。
しかし、そのリアリティこそがこの作品の魅力なのです。
今後はより、実際の2.5次元にみえるような工夫を期待したいです！！

12話では舞台稽古の様子が描かれており、「推しの子」原作に忠実に、淡々とした流れだったように感じましたが、せっかくアニメ化されたのですから「2.5次元舞台・東京ブレイド」本番は、ぜひ演出も美しく、視聴者を驚かせる様な内容にお願いしたいです。期待しています🙇‍♀️♬

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まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございました🙇‍♀️
やはりTVアニメ化をすると、映像や音がより綺麗に感じられます✨
「東京ブレイド」という作品の解説や、配役と所属事務所の説明なども、テロップがついていて、｢推しの子｣を初めて観る方にも凄く分かりやすい！！と感じました。

12話のラストシーンで、｢東京ブレイド｣原作者の鮫島アビ子先生の、「脚本全部直して下さい」は衝撃的でした！！これからどうなるのでしょう？！
原作に忠実な内容になるのか、それとも･･･。キャラクター達はどのような演技をするのか！今後の展開が気になります♬
次回13話の放送も楽しみに待ちましょうね！🙌