TVアニメ「推しの子第2期」では、原作の「2.5次元舞台編」「プライベート編」について描かれています。
本記事では、「推しの子第2期」20話「夢」の感想について書いていきます!
※この記事はネタバレを含むのでご注意下さい。
20話のあらすじ
「推しの子第2期」 20話 「夢」は、原作7巻 第65話「後悔」、第66話「閉幕」、第67話「飲み会」などがベースとなっているようです。
【20話あらすじ】
過去を思い出しながら、痛々しくも迫真の感情演技を見せるアクア。悔しさ、悲しさ、そして救えていたらという叶うはずもない夢……すべてを利用して、アクアは演じきる──!
引用元:(アニメ「推しの子公式サイト」)
前回19話では、アクアによって遂に有馬かな本来の「周りを食べちゃうような演技」を引き出すことが出来ました!スターのような素晴らしい演技でしたね
また、アクアが自身のPTSDを乗り越え、母親アイの復讐の為の「感情演技」を披露しました。
20話では、アクアの「感情演技」の背景や父親についての手掛かりが見つかりそうです。必見です!!
そして「推しの子」の物語は、「2.5次元舞台編」から「プライベート編」へと移ります。
本編の感想
今回は、主にアクアについてフォーカスされるようです。
↓今までの展開について、前回の感想を読みたい方はこちらをどうぞ!
「東京ブレイド」作品について
ここで、「東京ブレイド」という作品について、大まかなあらすじや配役についてみていきましょう!
作者:鮫島アビ子。公式略称は「東ブレ」。
主人公(ブレイド)が一振りの刀を手に入れたところから始まる。
「東京」を舞台に世界の命運を決める21本の刀を巡って、「新宿クラスタ」と「渋谷クラスタ」の2大勢力がバトルを繰り広げるストーリー。
原作漫画は累計5000万部を突破し、アニメや映画化もされ、いずれも大ヒットを記録。
配役は、以下の通りです。
渋谷クラスタ | 新宿クラスタ |
---|---|
・黒川あかね : 鞘姫(さやひめ) ・鴨志田朔夜 : 匁(もんめ) | ・星野アクア : 刀鬼・有馬かな : つるぎ ・鳴嶋メルト : キザミ | ・姫川大輝 : ブレイド(主人公)
アクアの後悔と感情演技
アクアは、「東京ブレイド」の舞台上で、迫真の「感情演技」を披露します。
アクアの「感情演技」をみて、観客もTVアニメ視聴者(現実)も圧倒されましたが、アクアにとっての「感情演技」は母親アイの復讐の為、演技を通して芸能界での評価を上げるために必要なものなので、
周りから見ても、痛々しく辛そうに見えるのは仕方のないことなのです。
その辛そうな「感情演技」には、アイを救えなかった後悔の念(感情)も含まれており、よりアクアの演技の迫力が強まったように感じました!
この時アクアの、”純粋に演技を楽しみたい気持ち”と”復讐心”とを葛藤させる存在(前世・ゴローの幻影)が出てきますが、自分自身のことなのではないでしょうか?
アクアの声優・大塚剛央さんの名演技にも圧倒された!!
アクアの叶わない夢
いよいよ、舞台「東京ブレイド」は大詰めを迎えます。
「新宿クラスタ」と「渋谷クラスタ」の決戦は、ブレイドに攻撃された鞘姫が、奇跡的に目を覚ますシーンが描かれています。
アクアは、鞘姫のこのシーンと母親アイを奇跡的に救えていたら・・・という気持ちを重ね合わせ、喜びの「感情演技」を披露し、みんなを魅了しました。
そのような叶うはずのない夢や願望(タラレバ)はアクアの妄想ですが、アクアのこれまでの胸中を思うとなんとも切ないと思いました。
役者たち、それぞれの評価
舞台は無事に初日の幕を下ろします。
TVアニメの膨大な情報量と舞台の名場面からすると、舞台「東ブレ」初日だったいうことを忘れてしまっていました・・・。笑
初日の舞台では役者のみなさん迫真の演技を披露しましたが、この舞台があと1ヶ月続きます。
かなが言う通り、ものすごく疲労が溜まりそうですね笑
このシーンでは、かなとあかねはお互いの演技を称え合ってる!と思いましたが、この2人の関係性はとても面白いと思います。今後も注目していきたいです。
有馬かな「可愛さの説得力」
このシーンでは、鏑木プロデューサー(インターネットテレビ局)と金田一敏郎さん(演出家)が、舞台「東京ブレイド」について批評しています。
特に重曹ちゃん(有馬かな)が注目されていました。
鏑木プロデューサー曰く、有馬かなには「可愛さの説得力」があるそう。
有馬かな凄い!!さすが、10秒で泣ける天才子役「重曹ちゃん」!
この舞台「東京ブレイド」を通して、かなは過去の自分と決別し、「受けの演技」から本来の「太陽のようなスターの演技」を取り戻していました。
「2.5次元舞台編」では、鳴嶋メルトの演技の成長も印象に残りましたが、かなの本来の演技を取り戻したシーンも見応えがありましたね!
星野アクアと姫川大輝の関係性
「推しの子」のストーリーは、「プライベート編」へと移ります。
プライベート編では、遂にアクア、ルビーの父親について暴かれようとしています・・・!
舞台「東京ブレイド」の初日が終わり、打ち上げの飲み会が開かれることになりますが、打ち上げは「推しの子」の本題”復讐劇”に絡んでくる重要な飲み会なのでした・・・!
この飲み会でアクアは、母親アイの死の真相を探るべく、劇団ララライの代表兼演出家・金田一敏郎さんと、看板役者・姫川大輝に近づこうと試み、二次会の会員制バーである事実が発覚することになります。
アクアは、看板役者・姫川大輝にDNA鑑定書を渡し、自分と姫川が異母兄弟であることを告げました!!
DNA鑑定書以外にも、姫川の過去の経歴や、演出家・金田一さんからも見ても、アクアと大輝は「似たような演技」をしているなど、様々な情報が手掛かりになっていそうでした。
まさかの驚きの展開でしたが、遂にアクアとルビーの父親が発覚しそうですね!
「推しの子」の本題・復讐劇はどうなるのでしょうか・・・?!
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました🙇♀️
20話は、舞台「東京ブレイド」について、TVアニメならではの映像演出が素晴らしかったです!
役者たちの迫真の演技も見応えがありましたね!
役者の細やかな動きなどは映像でしか表現出来ないと思うので、視聴者としてとても楽しめました。
また、物語は「2.5次元舞台編」から「プライベート編」へと移り、いよいよ「推しの子」の本題であるアクアの復讐劇へと進みます。
姫川大輝と異母兄弟であることが発覚し、「一体父親は誰なのか…?」と、まるで探偵のようなアクア。
気になることが沢山あり、今後の展開にも大注目です!
次回、21話はどうなるのでしょうか?!楽しみに待ちましょう★