大人気作品「推しの子」の主人公・双子の兄妹”アクアとルビーは転生者”という設定ですが、この2人は前世でも繋がりがありました。
2人は普通の兄妹として過ごしていましたが、”とあるきっかけ”により、お互いの正体(前世)に気づくことになります。
この“前世バレ“は、「推しの子」の中でも特に感動的なエピソードとなっていて屈指の名場面といえるでしょう。
そこで本記事では、アクアとルビーがお互いの正体(前世)に気づいたのはいつなのかや、その後の2人の関係についてもご紹介していきます!
ご興味のある方はぜひご覧下さい!
この記事はネタバレを含むのでご注意下さい。
・アクアとルビーの前世について
・アクアとルビーがお互いの正体(前世)に気づいた回やエピソード
・前世バレ後の2人の関係性について
アクアとルビーの前世について
「推しの子」に登場する、アクアとルビーの前世は雨宮吾郎と天童寺さりなでした。
この2人についてどんな人物なのか、ざっくりとご紹介致します。
アクアの前世・雨宮吾郎について
「推しの子」の主人公・星野アクアは、伝説のアイドル「B小町」のセンター・星野アイの息子で、ルビーの双子の兄です。
母譲りの容姿端麗さを活かし、俳優やタレントとして活躍しています。
星野アクアの前世は雨宮吾郎でした。彼は、宮崎県・高千穂町の総合病院で働いていた産婦人科医でした。通称はゴロー。
彼は「B小町」のセンター・星野アイを推していました。
ある日、ゴローが働く病院へ妊娠した“推し”のアイドル・星野アイが現れ出産に立ち会う事になります。
しかし、アイの出産直前にゴローは不審な男に襲われ命を落としてしまいますが、その後星野アイの息子として転生します。
ルビーの前世・天童寺さりなについて
星野ルビーは、伝説のアイドル「B小町」のセンター・星野アイの娘で、アクアの双子の妹です。
新生「B小町」のメンバーとして活躍しています。
星野ルビーの前世は天童寺さりなでした。彼女は、難病を患いゴロー(雨宮吾郎)の勤務先に入院していた少女で、大人気アイドル・星野アイの大ファンでした。
闘病中は、アクアの前世・医者のゴローに面倒を見てもらい、ゴローに星野アイの魅力を布教した人物でもあります。
さりなちゃんは12歳の時に「退形成性星細胞腫」で亡くなってしまいますが、その後星野アイの娘として転生します。
アクアとルビーが前世バレしたのは、原作の13巻122話
アクアとルビーがお互いの正体(前世)に気づいたのは、原作の13巻122話、123話あたりで描かれています。
前世バレ前の121話では、ルビーの前世・さりなちゃんと母・天童寺まりなとの関係性や、現世でのショッキングな再会について描かれていました。
母・まりなは、さりなちゃんが難病で夭逝した後、子供を作り幸せに暮らしていたのです。
そんな母まりなをみて、ルビーは”自分は愛されていなかった”とショックを受け、メンタルブレイクしてしまいます。
その続きの122話では、いよいよアクアとルビーがお互いの正体(前世)に気づくことになります。
ルビーが映画撮影などで多忙だった事や、母親まりなの様子を見て失望し過呼吸になった姿を心配した兄アクアが救済として一か八かで「さりなちゃん」と呼んだことをきっかけに、ルビーはアクアの前世は”雨宮吾郎だった”と確信することになります。
なぜなら、ルビーの前世・天童寺さりなをよく知る人物でなければ「さりなちゃん」呼びはしないからです。
この出来事によってルビーはアクアの前世に気づき、「推しの子」の中でも特に感動的なシーンとして描かれました。
アクアはルビーの正体(前世)に気づいていた?
アクアの前世は雨宮吾郎ですが、アクアはルビーと出会った頃から彼女の言動から”前世はさりなちゃんなのでは?”と思っていたようですね。
122話でアクアは、「何度もルビーの中にさりなちゃんの面影を見ていた」と薄々勘づいていたものの、確信は持てなかったと描かれていますが、今までアクアはルビーを”さりなちゃん”だと思って接していたようです。
確信の証拠は?
次にアクアが、ルビーの前世は「天童寺さりな」だと確信したきっかけは何だったのかを考察しました!
星野アイのキーホルダー
アクアがルビーの前世について確信したきっかけの一つ目は、ルビーが持っていた星野アイのキーホルダーです。
このキーホルダーは、ルビーの前世・さりなちゃんが幼少期に大ファンだった星野アイ(B小町)のライブに行ったときにガチャガチャで当てたキーホルダーです。さりなちゃんが難病で夭逝した後、医者のゴローが形見として身につけていました。
その後、宮崎での新生「B小町」MV撮影時にゴローの遺体が発見された際に、ルビー(前世・さりなちゃん)がその遺体から回収し、大切に持っていた物だと思われます。
このキーホルダーの事は、前世の宮崎の病院での暮らしを知る人物でないと特定できないからです。
ルビーの「せんせ」呼び
アクアがルビーの前世について確信したきっかけの二つ目は、ルビーの「せんせ」呼びです。
先ほどのアクア同様、ルビーは前世で雨宮吾郎のことを「せんせ」と呼んでいました。
この「せんせ」呼びは、さりなちゃんの面倒を見ていた雨宮吾郎でなければ知り得ないからです。
前世バレ後、2人の関係性はどうなった?
アクアとルビーはお互いの正体(前世)が発覚した後、2人の関係性どうなったのでしょうか?ご紹介します!
今まで以上に仲の良い関係に
原作124話では、お互いの正体(前世)に気づいた後のエピソードが描かれています。
アクアとルビーは今までは普通の兄妹でしたが、これまで以上にまるで恋人のように仲良く接するようになりました。
それはまるで、雨宮吾郎と天童寺さりなの関係性のように。
特にルビー(前世・さりなちゃん)の思いの方が強かったようです。
その2人の関係をみて、アクアに好意のある有馬かなやMEMちょがすぐに気がついたほど距離感が近くなり、ベタベタしていました。
前世でお世話になった雨宮吾郎の遺体は既に発見されており、”大切な人を失った”とルビーはショックを受けましたが、兄アクアの前世が雨宮吾郎だと分かり、報われたのではないでしょうか?
また、アクアにとってもルビーの正体は前世の医者時代に担当していたさりなちゃんと判明し良かったですね!
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました🙇♀️
本記事では、アクアとルビーが前世に気づいたのはいつなのかや、その後の2人の関係性についてお届けしました。
これまでの記事を簡単にまとめます。
- アクアとルビーの前世は、産婦人科医の雨宮吾郎と難病患者の天童寺さりな。
- アクアとルビーがお互いの正体(前世)に気づいたのは、原作13巻122話、123話あたり。感動的なエピソードが描かれている。
- アクアは、ルビーの前世は天童寺さりなと勘づいていたものの確信は持てなかった。
- 2人が前世バレした後は、まるで恋人のようにベタベタする仲になった。
アクアとルビーの”前世バレ”エピソードはとても感動的で、涙なしでは見られないくらいの素晴らしい回だったと思います。
ルビーの前世・さりなちゃんは母親に愛されていないと感じていましたが、前世でお世話になったゴローがアクアに転生しずっと傍に居てくれたことに気づき、報われ良かったですね。
「推しの子」では、他にも様々な感動的なエピソードが描かれているので、気になる方は是非読んでみて下さいね!